ドジャース・大谷 初回奇襲バント安打 ロバーツ監督「機転利かせたいいプレー」

[ 2024年5月22日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース6-4ダイヤモンドバックス ( 2024年5月20日    ロサンゼルス )

20日のダイヤモンドバックス戦初回、バントの構えをする大谷
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 ドジャース・大谷は今季初のサヨナラ安打から一夜明け、バント安打で意表を突いた。

 初回1死の1打席目。初球をバントで三塁寄りに転がすと、俊足を飛ばして投手内野安打とした。強打を警戒する相手の裏をかき、ロバーツ監督は「私でも驚いた。三塁手の守備位置などを把握し、機転を利かせたいいプレー」と感服。続けて10点満点の採点を問われると「2点かな。でも結果は10点だ」とおどけて笑いを誘った。

 昨年のWBCでも決めたが、公式戦では22年4月以来、2年ぶりのバント安打。得点には結びつかなかったが、3回は四球を選び、続くフリーマンの満塁本塁打につなげた。指揮官も「翔平はよく球を見た。理想的な攻撃を展開できた回だった」とご満悦だった。
 
 試合前には女子プロバスケWNBAの地元ロサンゼルス・スパークスに所属するキャメロン・ブリンクと対面した。スタンフォード大から24年のドラフト1巡目で指名された22歳の逸材は大谷と同じ1メートル93の長身で、同僚のリッケア・ジャクソンと始球式を行い大きな拍手を浴びていた。

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