ソフトBスチュワートが南海スタンカ以来チーム61年ぶり外国人開幕投手に名乗り 「アピールしないと」

[ 2024年2月16日 06:00 ]

打撃投手を務めたスチュワート(撮影・成瀬 徹) 
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 ソフトバンクの最速160キロ右腕・スチュワートがスタンカ以来61年ぶりとなる外国人の開幕投手に意欲を示した。

 キャンプで初の打撃投手を務め、リチャードらを相手に25球を投げて安打性の当たりは5本。最速は153キロと直球に切れがあり「感覚的には凄く良かった」と笑みを浮かべた。有原と和田が本命視されている開幕投手の座を奪いたいかと聞かれ、「もちろんです。選ばれるため、本当に凄くアピールをしないといけないのは分かっている。どんどん頑張っていきたい」とトーンが高かった。
 19年に入団した右腕は昨季来日初勝利を挙げ、14試合で3勝6敗と先発ローテーションの一角を担った。オフは「速くて強い真っすぐを一年間通して投げる」をテーマに掲げ、ウエートトレーニングで体を追い込んできたという。「(公称101キロの)体重は3キロほど上がった。感覚的にはだいぶん(ボールに)力がついてきた」と手応えを語る。

 小久保監督は「スチュワートはだいぶん成長した」と制球面に成長を感じ取った。開幕投手へ意欲を示したことには「頭に入れておくわ」と歓迎した。オフには26年までの契約延長が発表されたスチュワート。「個人的な目標は10勝以上」と頼もしかった。 (杉浦 友樹)

 《大関も初の打撃投手で30球》昨年5勝の大関はキャンプ初の打撃投手で正木ら相手に30球を投げ、安打性の当たりは7本だった。「全体的なバランスとか、バッターが立ったときに腕を振った感じとか、そこは今のところ大丈夫」とジャッジ。ヘッドコーディネーターを兼務する倉野投手コーチからは「一発目にはいいんじゃない」と評されたと明かした。

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