3番起用に応えた!オリックス・紅林が5回に2ラン「後ろにつないでいこうと」中嶋監督もベンチで大喜び

[ 2023年11月4日 20:26 ]

SMBC日本シリーズ2023第6戦   オリックス―阪神 ( 2023年11月4日    京セラD )

日本シリーズ<オ・神>5回、紅林(右)は2点本塁打を放つ(撮影・須田 麻祐子)
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 オリックスの紅林弘太郎内野手(21)が5回に2ランを放った。

 2-1の5回、先頭・中川圭が中前打で出塁すると、続く宗の犠打で1死二塁。ここで紅林が相手先発・村上のフォークを捉え、左中間席へ2ランを放ち、リードを3点に広げた。貴重な一発に「なんとか後ろにつないでいこうと思って打席に入っていましたし、それが良い結果につながってくれてよかったです」と目尻を下げた。

 紅林は今シリーズ、6番や7番と下位打線での出場が多かったが5戦目までで15打数6安打、打率・400と好調をキープ。この日は初めて3番でスタメンに名を連ね、首脳陣の期待に応えた。

 3番起用した中嶋監督も2ランにベンチで「よっしゃ」と言わんばかりに喜んだ。

 紅林の本塁打は日本シリーズでは初めてで、シリーズの最年少本塁打は森下正夫(南海)の18歳1カ月だが、オリックスでは昨年第7戦の太田に並ぶ球団最年少記録となった。

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