西武ドラ2の大商大・上田が3回無失点救援&V打 負ければ神宮絶望の一戦に「勝手にマウンド行きました」

[ 2023年11月4日 20:08 ]

関西地区大学野球選手権大会 第2代表決定戦2回戦   大商大7―4和歌山大 ( 2023年11月4日    ほっと神戸 )

7回から好救援した大商大・上田大河
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 大商大(関西六大学)が和歌山大(近畿)を7―4で下し、第2代表決定戦決勝へ駒を進めた。今秋のドラフトで西武からドラフト2位指名を受けた右腕・上田大河(4年)が7回から無失点救援を披露した。

 行くしかなかった。この日はブルペンで調整する予定だったものの、チームが3―1の6回に逆転3ランを浴び劣勢に。それを見た上田は“戦闘モード″に切り替え、7回、別の投手が上がる予定だったマウンドに駆け足で向かった。

 「ホームラン見て、ここは自分だと思ったので。何とか流れを持ってきたかった。もう勝手にマウンドに行きました」

 そのマウンドで3イニングを無安打無失点。4―4の8回には右前に公式戦初安打、初打点となる勝ち越し打を放った。第一代表決定戦決勝が行われる5日は富山陽一監督の誕生日と重なる。「勝つことが何よりの誕生日プレゼント」と神宮切符を贈ることを誓った。 

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