ヤクルト 楽天戦力外の西川遥輝を調査 31歳現役最多332盗塁

[ 2023年11月4日 02:30 ]

楽天・西川遥輝
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 ヤクルトが、楽天を戦力外になった西川遥輝外野手(31)を獲得調査していることが3日、分かった。盗塁王4度で現役最多の通算332盗塁を誇るスピードスターが加われば、大きな戦力になる。

 球団初のリーグ3連覇を狙ったが、負傷者が続出して5位に沈んだ今季。リードオフマンの塩見も下半身のコンディション不良で51試合の出場にとどまった。連覇中は2年連続で20盗塁以上をマークも、今季はわずか1盗塁。3年目の並木がリーグ3位の15盗塁と台頭したが、経験を積んでいる段階だ。西川はゴールデングラブ賞を17年から4年連続で受賞した守備力も併せ持ち、外野の選手層にも厚みが増す。

 西川は21年オフに日本ハムを自由契約となり楽天に加入。しかし、昨季は打率・218、今季も35試合で打率・181、2盗塁に終わり、先月11日に戦力外を通達された。「何もできなかった2年間だった」と振り返り、現役続行を希望していた。13年から10年連続で2桁盗塁をマークした走力は健在。プロ13年間で通算・375と高い出塁率も魅力だ。

 交渉解禁は15日に行われる12球団合同トライアウト終了後になるが、獲得となれば2年ぶりのV奪回に向けての起爆剤となる。

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