ワールドシリーズの平均視聴者数は911万人でTV史上最少、1年前より23％減

世界一となったレンジャーズ（AP）
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　FOXはレンジャーズ対ダイヤモンドバックスのワールドシリーズの平均視聴者数は911万人で、TV史上これまでで最少だったと発表した。AP通信が報じている。

　1年前のアストロズ対フィリーズのシリーズは平均1178万人で、それと比較すると23％も下がったことになる。特に少なかったのは第3戦で813万人だった。

　数字が伸びないことは予測されていた。公式戦の成績が7位と11位の対戦で、両チームとも全米に幅広いファン層を持つ伝統球団ではないからだ。FOXの重役マイク・マルビヒル氏は「新しいチームがワールドシリーズに出て、新しいチャンピオンが生まれるのは良いこと。一方で全米で人気のある伝統球団が出なかったことで視聴率が伸びなかったことは認めるしかない」と話している。

　視聴率の高いプライムタイムの番組としては、ワールドシリーズの5試合の内4試合が他局の娯楽番組を上回りトップだった。しかしながら10月30日の第3戦は、NFLのマンデーナイトフットボール「ライオンズ対レイダーズ戦」に敗れ、視聴者数も813万人と最低を記録している。