千葉・佐倉市で「長嶋茂雄野球教室」開催　巨人OB中畑氏ら9人が小学生326人に熱血指導

＜長嶋茂雄少年野球教室＞熱心に指導する中畑清氏（撮影・沢田　明徳）
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　第7回長嶋茂雄野球教室が4日、千葉県佐倉市の長嶋茂雄記念岩名球場で行われ、小学4～6年生の326人が中畑清氏、篠塚和典氏ら巨人OB9人から指導を受けた。

　長嶋氏は昨年9月に脳内の出血で入院したため、欠席となったが、故郷の子供たちに向けて「コーチの先生がどのような話をされるのか、しっかり聞いてください。野球にもっともっと夢中になれるでしょう」とメッセージを寄せた。

　中畑、篠塚両氏のほか、河埜和正氏、角盈男氏、定岡正二氏、鹿取義隆氏、村田真一氏、緒方耕一氏、元木大介氏と長嶋氏の“教え子”とも言える往年の名プレーヤーたちが午前中に投手、捕手、内野、外野に分かれての守備指導と打撃指導が行った。中畑氏は身ぶり手ぶりを交えながら熱血指導。「地元の本当の英雄というか、長嶋さんの存在というものを改めて認識してもらって、そういう子供たちが、また、新たに継続していくための土台作り。その存在感の大きさっていうのをちゃんと分かってほしい。それを伝えていくのも我々の役割じゃないかなと思っている」と熱く語った。

　午後にはエキシビションマッチも実施。代打で出場し、現役時代をほうふつさせる痛烈なライナーの打撃を披露した篠塚氏は「子供たちが本当に元気で。この元気が多分、ミスター（長嶋氏）に届いていると思っている」と笑顔で振り返った。