ヤクルト・嶋コーチがヘッド昇格　高津監督「周りがよく見える。選手の兄貴的存分」

ヤクルト・嶋基宏
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　ヤクルトは10日、来季の1軍コーチ陣容を発表。嶋基宏バッテリーコーチ兼作戦補佐（38）がヘッドコーチに昇格し、バッテリーコーチを兼務する。

　神宮外苑で行われた秋季練習に参加した嶋コーチは「監督がやりたい野球をチーム全体に広めていくのが僕の仕事。自分ができることを精いっぱいやるだけ」と決意表明した。

　楽天時代の13年に正捕手として日本一に貢献し、19年オフにヤクルトに移籍。コーチ補佐を兼任した22年に現役を引退した。今季のシーズン中にヘッドを打診した高津監督は「周りがよく見える。選手の兄貴的存分」と首脳陣と選手のパイプ役として期待した。

　また、大松尚逸打撃コーチ（41）が打撃チーフコーチに配置転換。松元ユウイチ作戦コーチ（42）が外野守備走塁担当も兼務する。