巨人・オコエ　1軍定着の鍵は「代打」　手応えの脱力打法を磨く

シート打撃で打席に立つ巨人・オコエ（撮影・小野寺　大）
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　巨人のオコエ瑠偉外野手（26）が11日、川崎市のジャイアンツ球場で練習に参加。来季1軍定着へ「代打というところでどれだけやれるか」と話した。

　楽天から現役ドラフトで加入し、41試合に出場した今季を「DHがあるとないとで凄い変わる。絶対に代打をやる時がくる。そこで良くないと、スタメンのチャンスも来ない。セ・リーグで1軍で活躍できるようになるための大事なところ」と振り返った。

　今季は先発出場時の打率が・267に対し、途中出場では・056。代打では9打数でわずか1安打だった。「臨機応変に対応できていなかった。代打の結果次第で試合数も変わったと思う」と悔しさをにじませた。

　手応えもある。「1軍の最初の方は力んでしまっていた。後半はそれに気づいて、力を入れるタイミングや脱力を意識したら、ボールの見え方や率も変わった」と脱力打法に好感触。かねてより、ウィンターリーグ参戦を希望しており「打席感覚は空けたくない。まだ試合が自分には必要」と実戦の機会を渇望した。