巨人が波乱の試合を制して自力CS進出に望みつなぐ 丸の4安打目で同点、門脇の3安打目が決勝点

[ 2023年9月3日 20:44 ]

セ・リーグ   巨人8―7DeNA ( 2023年9月3日    横浜 )

<D・巨>9回、門脇の適時打に歓喜の原監督、岡本和ら巨人ベンチ(撮影・島崎忠彦)
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 巨人が波乱の幕開けとなったDeNA戦(横浜)に14安打8得点で打ち勝ち、今季6度目となる同一カード3連敗を阻止。自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出に望みをつないだ。

 37日ぶりの1軍登板となった先発左腕・井上が2回までに4点の援護をもらいながら知野に代打逆転満塁本塁打を浴びるなど1回0/3で45球を投げ、6安打7失点KO。2回終了時点で4―7と序盤から荒れた試合展開となった。

 だが、ここから巨人がじわじわと追い上げに入る。4回に丸の右前適時打で5―7とすると、5回には主砲・岡本和が3戦連発となる37号ソロを放って6―7と1点差。そして、8回には2死走者なしから敵失を足場にチャンスをつかみ、丸の4安打&3打点目となる適時打で7―7の同点とした。

 そして、9回には2死走者なしから吉川の四球を足場に一、三塁とすると、ドラフト4位ルーキー門脇の3安打目となる左前適時打で勝ち越し。これが決勝点となった。

 巨人は1日のカード初戦でエース戸郷が今季最短の4回で5失点KOされ、3―9大敗。2日の第2戦では横川が初回3失点KOされ、4―12で迎えた8回には8番手として内野手の北村拓が登板してさらに1点を失い、今季ワースト2位の13失点大敗を喫した。この日も敗れれば自力でのCS進出が決まるところだったが、ひとまず阻止となった。

 なお、6番手として7回、8回の2回を無失点に抑えたバルドナードが来日2勝目をマークしている。
 

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