西武・隅田 強気内角攻めで自身4連勝の7勝目「思い切って投げた」

[ 2023年8月18日 05:30 ]

パ・リーグ   西武4―2楽天 ( 2023年8月17日    ベルーナD )

<西・楽>試合に勝利しポーズを決める渡部(左)と隅田 (撮影・白鳥 佳樹)
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 4―2の7回1死三塁。西武・隅田は三振を狙っていた。内野は定位置のため、ゴロでも1点差とされるケース。小深田に2ボールも、内角直球を2球続けてファウルを打たせた。1球、外角へのカーブを挟み、フルカウントからの6球目。真ん中低めに沈むチェンジアップで空振り三振を奪った。続く代打・伊藤裕も空振り三振。7回2失点で自身4連勝となる7勝目を挙げた。

 「もう攻めるしかないと。古賀の意図も感じたし、思い切って投げた」

 初球も含め3球が内角。バッテリーに内角を意識させられた小深田は体の開きが早くなり、140キロ台中盤の直球と球速差20キロの決め球に対応できなかった。「1点もやらない気持ちだった」と力を振り絞った。

 昨年は1勝10敗と白星に見放されたが、これで7勝7敗の五分となった。「西武の先発は求められるところが高い。そこに入っていけるよう」。向上心が尽きることはない。(福井 亮太)

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