巨人・原監督 2戦連続2打点の長野に笑顔「若返ったね。ずっと夏場だったらいいのに(笑)」先発ズバリ

[ 2023年7月27日 22:39 ]

セ・リーグ   巨人9―6阪神 ( 2023年7月27日    甲子園 )

<神・巨>7回無死、右前打を放ち笑顔の長野(撮影・大森 寛明)
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 巨人は同点の5回に梶谷隆幸外野手(34)が勝ち越しの2号ソロを放つなど一挙6点を奪い、甲子園でのシーズン連敗を6で止めた。投げては先発の戸郷翔征投手(23)が7回5失点で6月14日の西武戦(東京D)以来43日ぶりとなるセ・リーグトップタイの9勝目(2敗)。チームは連敗を2で止め、再び借金1に戻した。

 打線は先発全員安打の15安打で9得点、投げては戸郷が5失点ながら7回120球を投げ、チームの阪神戦今季4勝目を呼び込んだ。試合後のインタビューで原辰徳監督(65)は、決勝弾の梶谷らベテランの奮闘を称えつつも「全員の力を結集しないと、そうそううまくはいきません。今日はどちらかといったら勝たせてもらったようなね」と勝って兜の緒を締めた。2戦連続スタメン起用で計4打点を挙げた長野については「若返ったね」と笑顔。長野は「みんなにつないでもらっていたので。本当に甲子園とか関係なく1試合1試合みんなで頑張っていければ」と語った。

 原監督との主なやりとりは以下の通り。

 ――打線がつながった。

 「助けられたところもありますし…そこにまあ、つけ込むことができたのは大きかった」

 ――ベテランが味を出した。

 「そうですね。しかし、1、2番。秋広もいいところで打ちますしね。なかなか全員の力を結集しないとねそうそう、うまくはいきませんね」

 ――戸郷の投球は。

 「この暑い中、本来ならば本人は完投したいという気持ちを持っていたでしょうけど、そうそう簡単ではない。でも勝ち星が付いたということは良かったし、今日は彼のバッティングというのも非常に良かったですね」

 ――甲子園の阪神戦の連敗が止まった。

 「今日はどちらかといったら勝たせてもらったようなね。がっぷり四つに組んで勝てるように戦っていきたい」

 ――明日からドーム。

 「まだ考えてない。ゆっくり食事して英気を養ってゆっくり考えます」

 ――梶谷選手は送りバントも。

 「上手ですね。少なくとも秋広よりうまい」

 ――長野が夏に上がってきた。

 「若返ったね。ずっと夏場だったらいいのに(笑)」

 ――タイムリーも。

 「昨日もいいところで打っているしね。今日も逆風の中であそこに打っていけるんだから、いいものが出てますね」

 ――中田を早めの交代で代走・岡田。

 「守備そのものすべて。結果的にはいいランナーでしたね」

 ――ファームから。

 「あした勇人、丸、ブリンソンが合流します」

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