ヤクルト連勝ならず…高津監督、ヤフーレの力投称えるも「あと一歩が難しい」

[ 2024年5月10日 21:57 ]

セ・リーグ   ヤクルトー巨人 ( 2024年5月10日    神宮 )

試合中の高津監督 (撮影・西川祐介)
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ヤクルトは先発のヤフーレが吉川尚と小林に一発を浴びて今季2敗目。打線は0―2の8回に相手の捕逸で1点返すのが精一杯で2連勝ならなかった。

 チーム2連勝がかかるマウンドにあがったのはヤフーレ。前回登板となった4月29日の巨人戦ではマダックス完封で今季4勝目を飾った。しかしこの日は、初回2死走者なしから吉川尚に一発を浴びていきなり先制を許すと、0―1の7回1死走者なしから小林に3年ぶりとなる一発を浴びて7回1/3、91球を投げて7安打2失点で今季2敗目を喫した。

 試合後に高津監督は「よく投げたと思います。相手の反応を見ていても、凄く研究されているなと印象を受けましたし、その中でいろんな球でカウントを整えて「勝負できていた。ホームラン2本は痛かったですけど、よく投げたと思います」と先発の力投を称えた。

 しかし打線は巨人先発の戸郷の前に無得点。高津監督は「横から見ていて特別、調子が良いようには見えなかったですけど。序盤、あれだげフライアウトが多いということは、打ち損じも多かったのかなと思います」と話した上で「四球とか失策とか、相手のミスを点につなげられなかった。スコアリングにいったから1本出るかと言ったらそんなに簡単な投手ではないですけど、そういうところを生かすことができなかったですね」と振り返った。

 0―2の8回2死二、三塁のチャンスで相手の捕逸で1点返した。その後2死満塁のチャンスだったが、長岡が痛烈な当たりも三直であと1本が出なかった。高津監督は「あと一歩が難しいところだと思いますけど、ああいう次につないで粘って攻撃していく、そういうイニングが早い回にほしかったですね」と反省した。

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