高校野球は劇的勝利での甲子園切符が相次ぐ 群馬、千葉、兵庫はサヨナラ勝ち 青森は延長で決着

[ 2023年7月27日 16:02 ]

<群馬大会決勝 前橋商・桐生第一>9回、サヨナラ勝ちし喜ぶ前橋商ナイン(撮影・西海健太郎)
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 第105回全国高校野球選手権は27日、10県で決勝戦が行われ、サヨナラ勝ちで甲子園出場を決めるなど、劇的勝利が相次いだ。

 群馬大会は前橋商が1-2の9回2死の土壇場から追いつくと、2死満塁から2番・斎藤隼の右前適時打でサヨナラ勝ち。劇的な勝利で13年ぶり6度目の甲子園切符をつかんだ。敗れた桐生第一はエース・中村駿汰があとアウト1つからの敗戦にマウンド上で崩れ落ちた。

 千葉大会は序盤から点の取り合いとなり、専大松戸が5-7の8回に2点を奪って追いつくと、7-7の9回2死二塁から9番・宮尾日向が右中間を破るサヨナラ打を放ち、習志野との壮絶な乱打戦に終止符を打った。

 兵庫大会は明石商が3-4の9回に1点を返し、4-4の同点に追いついたが、その裏、社が2死満塁から8番・藤井竜之介のサヨナラ打で勝利した。

 また、青森大会は2-2のまま9回で決着が付かず、延長戦に突入。先攻の八戸学院光星が10回1死二、三塁から池田優斗の左前適時打で1点を勝ち越し。この1点差を守り切って八戸工大一を下し、聖地への扉を開いた。

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