巨人・阿部監督「今日は最高のゲームでした」 試合中、戸郷に助言明かす「イライラしないで…」

[ 2024年5月10日 21:32 ]

セ・リーグ   巨人2ー1ヤクルト ( 2024年5月10日    神宮 )

<ヤ・巨>2回終了後、阿部監督(左)と話す戸郷(撮影・尾崎 有希)
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 巨人は10日、ヤクルト(神宮)と対戦。1点差に迫られながらもリードを守り切り、2-1で下し、3連勝を飾った。

 エース・戸郷が7回1安打無失点、5奪三振と快投。8回、1点差に迫られ、なおも満塁とピンチが続いたが、4番手・高梨がしのいでリードを守った。バルドナードが9回を締めて来日初セーブ。執念の継投で勝ち切り、戸郷は今季3勝目を挙げた。

 打線は初回、「3番・二塁」でスタメン出場した吉川が、リーグトップの4勝を挙げているヤクルトの先発・ヤフーレから先制の1号ソロ。内寄りのカットボールを強振して、右翼席に叩き込んだ。

 さらに7回にはスタメンマスクをかぶった小林が3年ぶり、今季1号となる左越えソロ。貴重な追加点を挙げた。

 阿部監督との主なやりとりは以下の通り。

 ――小林がいいところで打った。

 「バットを持ってるから(笑い)」

 ――吉川にも出た。

 「そうだね」

 ――伏兵の一発で。

 「こういうのも野球だと思うし、あと1本出ていればというのが多かったからね。こういう僅差のゲームを取れてね」

 ――試合中に戸郷にどんな話を。

 「この前からちょっとたまにゾーンに入ってストライク入らなくなる時があるから。そこを自分で受け入れて、それでも打たれていないんだから、受け入れて。イライラしないでちょっと配球を変えていってとかというのを言った」

 ――捕手・小林は。

 「なんていうのかな。投手にも与える安心感があるから。今日は最高のゲームでした」

 ――ヘルナンデスの獲得について。

 「期待しているところ?助っ人になってくれたらうれしいですよね」

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