習志野サヨナラ惜敗 ロングリリーフ好投の湯浅は涙止まらず…スタンドの美爆音も沈黙に変わる

[ 2023年7月27日 14:13 ]

第105回全国高校野球選手権千葉大会決勝   習志野7―8専大松戸 ( 2023年7月27日    ZOZOマリン )

<専大松戸・習志野>習志野高3番手の湯浅が好投(撮影・篠原岳夫)
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 習志野は7―7の9回2死二塁から右中間二塁打を浴びてサヨナラ負けを喫した。

 激しい点の取り合い。ルーズヴェルトゲームは専大松戸の勝利で幕を閉じた。

 4回途中から救援して5イニングのロングリリーフで好投していたた湯浅夏樹(3年)は、最後の打球を見送ると、今にも崩れ落ちそうな体を両膝に突いた手で支えたまま涙をこぼし続けた。

 スタンドでは160人を超える吹奏楽部が迫力の演奏で後押し。チャンステーマの「レッツゴー習志野」は球場全体を巻き込んで、選手の背中を押し続けたが、試合終了と同時に美爆音は静かな嗚咽(おえつ)に変わった。

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