阪神・大竹 10年ぶり甲子園登板も、3回4失点とセットからの投球に課題残す

[ 2023年3月5日 14:10 ]

オープン戦   阪神-オリックス ( 2023年3月5日    甲子園 )

<オープン戦 神・オ>阪神の先発・大竹(撮影・岸 良祐)
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 現役ドラフトでソフトバンクから移籍した阪神・大竹耕太郎投手(27)がオリックス戦先発で、プロ入り初めての甲子園のマウンドに登板したが、3回6安打4失点とセットポジションからの投球に課題を残す結果となった。

 沖縄でのキャンプ中は紅白戦を含む実戦3試合で計9イニング2安打無失点。宜野座キャンプの投手MVPをゲットした左腕は「高校以来ですね。2軍戦で甲子園の日程もあったけど、タイミングが合わずに投げられなかった。今ではこの移籍のためだったのかな、と思ってます」と13年、熊本・済々黌の3年春の選抜以来の10年ぶりの聖地登板に気合を入れていた。

 初回は11球で3者凡退と最高の立ち上がりだったが、2回に先頭の杉本に四球、森にチェンジアップを左中間二塁打されると、リズムを崩し、シュウィンデル、紅林、太田に適時打を許し4失点。走者を背負ってからの投球が単調になり、開幕ローテ入りをアピールすることは出来なかった。

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2023年3月5日のニュース