杉谷拳士氏「笑顔がとても可愛い」　侍J・ヌートバーがWBCへの覚悟語る「栗山監督のためなら…」

侍ジャパンの栗山監督（左）とヌートバー
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　昨季限りで現役を引退した元日本ハムの杉谷拳士氏（32）がテレビ朝日系「スポーツ記者団　こぼれ話～大谷ダル三笘!取材の裏側大公開SP～」（5日午後1・55～）に出演。日系選手初の侍ジャパン入りを果たしたMLBカージナルス所属のラーズ・ヌートバー外野手（25）に直撃取材した様子が放送された。

　杉谷氏は2月上旬に渡米し、カージナルスのキャンプ地（フロリダ州ジュピター）を訪問。無事にヌートバーとの初対面を果たすと、猛勉強してきたという英語で単独インタビューを開始した。

　まず杉谷氏が「第一印象は笑顔がとても可愛い」と話すと、ヌートバーは大笑い。日本野球との関わりについて尋ねると、ヌートバーは「8歳ぐらいの時に日米親善高校野球のホストファミリーになったんです。それが日本の野球との最初の出会いですね。（斎藤佑樹、田中将大などは）とてもカッコいいと思ったし、子供の私にとって彼らはヒーローでした。彼らのようにプレーできるようになりたいと思ったんです。だから侍ジャパンに選んでくれた栗山監督には感謝しています」と明かした。

　次に杉谷氏が「栗山監督とは何を話したんですか?」と質問すると、ヌートバーは「監督はとても優しくてどんなことにも丁寧に説明してくれました。正直、監督のためだったら何でもする覚悟です」とコメント。続けて「大谷やダルビッシュといったトップ選手とプレーできるのがすごく楽しみなんです」と語った。

　ここで事前に取材していたカブスの鈴木誠也がヌートバーについて語ったインタビューを見てもらう展開に。映像では鈴木が「（ヌートバーが）打席入る時にみんなが“ヌー”って声を出していて、最初はブーイングされてるのかなと。でも、よーく聞いたら“ヌー”って言ってて、愛されキャラなんだなって思った」とコメントしていた。

　これを見た杉谷氏が「（侍ジャパンでの）最初の打席でみんな“ヌー!!”って言うよ」と提案すると、ヌートバーは「それヤバいね。最高だよ!!（ファンには）積極的なプレーを見せたい。日本は世界一になれるよ」と力強く宣言した。