イチロー氏 大魔神・佐々木主浩氏のフォークボールを「絶対に打てない」選手とは? プロスピA

[ 2022年10月21日 20:07 ]

イチロー氏(AP)
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 コナミデジタルエンタテインメントは21日、モバイルゲーム「プロ野球スピリッツA」において、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(48)が選んだレジェンドOBが登場するスカウト「イチローセレクション」をスタートしたと発表した。

 12球団のOB、レジェンドたちを各球団1人ずつ選出。公開されたYouTubeの動画「イチローが12球団のレジェンドOB選手を語る【イチローセレクション】」(https://www.youtube.com/watch?v=rifMNBPWdiA)では、その理由についてイチロー氏らしく説明した。

 DeNAからは、佐々木主浩氏を選んだ。佐々木氏は「大魔神」のニックネームで、日本を代表するクローザーとして君臨。イチロー氏とも、マリナーズでも2001年から3年間、ともにプレーした。日本時代の対戦について「日本のオールスターですね。でもあのフォークは実は見ていないんですよ。佐々木さんが“オールスターだから真っすぐでいく”とかそんな…、でも、そういうのいいからと思って。僕はフォークを見たい。でも結局、僕は真っすぐしか見ていない」と語った。佐々木氏とは95年と99年のオールスターで1打席ずつ対戦し、イチロー氏が2打数2安打した。

 マリナーズでは、2001年に大リーグタイ記録となるシーズン116勝をマークした。イチロー氏はメジャー1年目から首位打者、盗塁王、MVPを獲得。佐々木氏もその116勝目を45セーブで飾った。「2001年のあのマリナーズを、最後に締めくくった。ネルソン、ローズ、佐々木さん。6回まで勝ってたら、マリナーズが勝ってたんですよ。その最後が佐々木さんですから。今までの歴史で一番勝ったチームのクローザーですよ。そりゃ、迷う余地はない」とした。

 佐々木氏の代名詞である「フォークボール」については「後ろから守っているのしか見ていない。センター、ライトからしか見ていない」と語った上で「佐々木さんのフォークはおそらく、真っすぐ張ってたら絶対に打てない。つまり、フォークを待ちながら真っすぐに対応するしかないんですよ。それができない選手は絶対に打てないです」と話していた。

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