イチロー氏が「良きパートナーか」の問いに「まさしくそう」と即答した2番打者 プロスピA

[ 2022年10月21日 20:45 ]

イチロー氏(AP)
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 コナミデジタルエンタテインメントは21日、モバイルゲーム「プロ野球スピリッツA」において、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(48)が選んだレジェンドOBが登場するスカウト「イチローセレクション」をスタートしたと発表した。

 12球団のOB、レジェンドたちを各球団1人ずつ選出。公開されたYouTubeの動画「イチローが12球団のレジェンドOB選手を語る【イチローセレクション】」(https://www.youtube.com/watch?v=rifMNBPWdiA)では、その理由についてイチロー氏らしく説明した。

 自らも所属したオリックスからは現在チームのGMを務める福良淳一氏を選んだ。「しぶいです。最高の2番バッターですね。今は2番の定義が全然変わってしまいましたけど、これが2番だっていう2番ですよ」と評した。

 「イチローさんが監督だったら、2番はそういう感じでチームを組みたいと思うか」と聞かれると「思いますね。福良さんいるなら2番にしたい。実は福良さん(背番号は)1番つけてらっしゃいますけど、51番だったんですよ。僕の前の前くらいの51番なのかな。福良さんのニックネームが“デコ”。なんでデコなのかなって。D51のデコなんですよ」と明かした。

 「僕が盗塁したら、絶対に振らないんですよ。1ストライクの後でも。(それで)2ストライクに追い込まれても、絶対に振らないんですよ。だから僕は、振り返る必要がないんですよ、キャッチャーを。今ってそれをみんな振っていくんですよ。完璧なスタート、ノーアウト二塁確定なのに、ファウルしたり、フライ上げてアウトになったり。そんなのしょっちゅう見ますよ。でも、そんなの野球じゃないって僕は思っているから」と熱っぽく語った。「そこでバントしたら、1アウト三塁になるし、セカンドゴロでも。1アウト三塁、それで確定なんですよ。うまくいけばヒットになるかもしれないし、そういう確率のゲームなので、野球って。そうやって進めていかないと、なんか風情がないというかね」と語った。

 最後に「野球は頭を使うスポーツなんだということを、一緒に体現した良きパートナーか」と聞かれたイチロー氏は「まさしくそうです」と即答した。

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