【ドラフト会議】DeNA 大阪桐蔭・松尾汐恩一本釣り!! 谷繁元信以来、球団史上2人目の捕手1位指名

[ 2022年10月20日 17:45 ]

DeNAの1位指名を受けた大阪桐蔭・松尾(左)は西谷監督とともに笑顔(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 プロ野球のドラフト会議が20日、都内のホテルで行われ、DeNAが大阪桐蔭・松尾汐恩捕手(18)を単独で1位指名。交渉権を獲得した。

 DeNAにとって捕手の1位指名は1988年の谷繁元信以来、34年ぶり。大洋、横浜時代を含め、ドラフト1位指名の捕手は谷繁しかいない。プロ通算27年で史上最多の3021試合に出場。リード、強肩など卓越した守備力に加え、通算2108安打、229本塁打、デビュー年からの27年連続本塁打を放つなど、打撃力も高かった希代の捕手。球団の期待の大きさを表す指名となった。

 松尾は高校通算38本塁打を誇り、春夏4度甲子園に出場。強肩強打と谷繁と共通する。大阪桐蔭からは史上11人目、捕手では森友哉(西武)以来の1位指名となった。U18W杯でも正捕手として日本の銅メダル獲得に貢献するなど「高校生No.1捕手」の地位を不動のものとしており「(DeNAは)投打のバランスが優れているチーム。即戦力として使ってもらえるように準備していきたい。今永選手のような投手とバッテリーを組んでみたい」と目を輝かせた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年10月20日のニュース