中日・大野雄 雪辱の村上封じ×3 7回1安打零封で今季ヤクルト戦初勝利

[ 2022年9月16日 20:58 ]

セ・リーグ   中日8―0ヤクルト ( 2022年9月16日    バンテリンD )

中日・大野雄
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 意地とプライドをかけて、中日・大野雄がヤクルト・村上に立ち向かった。2回先頭で迎えた第1打席は内外角を広く使って追い込み、2―2から内角低めに鋭く落ちる138キロのツーシームで空振り三振に仕留めた。

 前回9月2日の神宮での対戦では3回1死一、三塁から甘く入ったカットボールを決勝3ランされた。リベンジを期す対戦は「ヒットはしゃあないぐらいの気持ちで」と過剰な意識を捨てて臨んだ。4回1死の第2打席も高めの変化球で二ゴロに、7回無死で迎えた第3打席も一ゴロに打ち取り、3度の対戦で出塁すら許さず。7回1安打無失点でマウンドを降りた。

 打線は3回2死満塁から木下が四球を選び押し出しで先制。続くA・マルティネスが「前の打者が四球で出たので、初球から積極的にいこうと思った」と初球の直球をとらえ、左中間フェンスを直撃する満塁走者一掃の二塁打でリードを広げた。

 その後も着実に追加点を奪い、首位ヤクルトに快勝。大野雄は今季同カード初勝利となる7勝目を手にした。

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