オリックス・山本由伸 引退する能見を「勝って泣かせたい」今年こそ日本一を決意

[ 2022年9月16日 16:15 ]

<オリックス・能見 引退会見>引退会見をを終え、山本(左)から花束を受け取る能見 
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 オリックスの山本由伸投手(24)が16日、引退会見を行った能見篤史投手(43)への思いを語った。

 会見後、花束を贈るなど能見を「神」として慕う右腕は「やっぱり、球界最年長投手と一緒に2シーズンできたので、本当にすごく感謝の気持ちが大きいですね。経験に勝るものはない。たくさん経験してる方の意見を聞けるのはすごく成長しましたね」と改めて感謝の言葉を口にした。

 2年間の思い出を振り返り「試合前のブルペンでいつも能見さんが立ってくれてボールを見てくれて、イメージとか伝えてくれて試合の日は一番、喋ることが多かった。他の日も喋りましたけど、真剣に会話して試合途中にも聞きに行ったりして、どの場面でもすごく的確にアドバイスをいただいたので、そういった思い出は大きいですね」と「コーチ・能見」の偉大さを語った。

 能見が引退会見でやり残したこととして「コーチとしての立場で言うなら日本一は取ってない。取れるチャンスがあるので、そこが一番の目標」と述べたことを聞き「能見さんが泣いてるところを見たことないので、最後は勝って能見さんを泣かせたいですね」と昨年、手に出来なかった日本一をつかみ、先輩左腕の涙を見ると誓った。

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2022年9月16日のニュース