オリックス・福良GM 引退の能見を「大きな存在」と労いコーチの「オファーを出しています」

[ 2022年9月16日 17:08 ]

 <オリックス・能見 引退会見> 引退会見を行った能見 
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 オリックスの福良淳一GM(62)が16日、引退会見を行った能見篤史投手(43)を労い、コーチ契約を要請していることを認めた。

 オリックスに移籍後、選手兼任コーチとして後輩の指導にもあたっていた左腕に「大変なポジションを任せましたけど、本当によくやってくれました。大変だったと思います。兼任というのはね」と労いの言葉をかけた。宮城ら若手の成長を手助けするなど尽力したことに「助かりましたよ。大きな存在でした」と改めて感謝した。

 能見本人からは昨年末の契約更改の席で「もう、あと1年でということを本人から聞いていて」と今季限りでの引退の意志を伝えられていたことを認め「2週間、もうちょっと前か、そのぐらいに最後の確認をしたということです」と明かした。

 引き留めについては「あそこまでなったら、もう本人の気持ちですからね。そこは大事にしたいなと。無理にやらせるわけにもいかないし、本人がやりたいと言ったらやらせるし、というところ」と能見の意志を最大限尊重したとした。

 そして、今後については「こちらとしてはちゃんとオファーを出しています」と球団として来季のコーチ就任を要請していることを認め「あとは本人がどう考えるかという話」と能見の返答待ちの状況とした。

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2022年9月16日のニュース