DeNA、試練の10連戦ハマスタに先発大集合！阪口は17日先発へ

DeNAの阪口
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　奇跡の逆転Vへ、DeNA先発陣が異例のハマスタ大集合だ！

　この日は、本拠地投手指名練習日。その場所に先発陣7人が集結し、約2時間汗を流した。

　シーズン中の練習に7投手が顔をそろえ練習するのは、異例。それだけ、16日の広島戦からスタートする10連戦への緊張感が高まっていることが伺える。

　メンバーは、浜口遥大、阪口皓亮、大貫晋一、今永昇太、上茶谷大河、フェルナンド・ロメロ、石田健大の各投手。13日の中日戦で7回無失点と好投し来日初勝利をマークしたロバート・ガゼルマン投手は、この日は通常のオフとなったが、ガゼルマンを含めた8人が、10連戦を支える中心となりそうだ。

　駒不足を補うために、17日の広島2戦目は、高卒5年目で今季初登板となる阪口が先発する。

　阪口は、昨季4月4日に三浦監督就任1年目の初勝利を自身のプロ初勝利で演出した「番長チルドレン」。この日、練習を見守った木塚投手コーチも「彼も役割がわかっているはず。力を発揮してこそ価値が倍になる」と期待した。

　2位のチームは首位・ヤクルトとのゲーム差は6で残り17試合。14日の中日戦までの9連戦を5勝4敗で乗りきったナインは、奇跡へもう一つの壁、10連戦に挑む。その壁を乗りきるために、この日の「大集合」が先発陣の決起集会となったことは間違いない。