楽天、夏祭り10点!7回一挙6点猛攻で逆転勝ち 石井監督不在も連勝

[ 2022年8月1日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天10―5日本ハム ( 2022年7月31日    楽天生命 )

<楽・日>ヒーローインタビューで喜ぶ(左から)岡島、辰己、島内(撮影・西川祐介)
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 夏祭りだ!このカードから楽天の夏の恒例イベント「東北ろっけんまつり」が本拠地でスタート。東北地方の自然をイメージしたグリーンの夏限定ユニホーム姿のナインが、3点を追う7回、一挙6得点の猛攻で逆転勝ちした。

 先頭・岡島の左中間1号ソロが反撃ののろし。2死一、二塁からは4番・島内が同点の2点適時三塁打を放った。さらに辰己が勝ち越し中前打、続く茂木が2点適時二塁打。最高気温36・5度の仙台で、夏フェス状態で盛り上がる2万人超のファンにも後押しされた逆転劇だった。コロナ陽性の石井監督に代わり前夜から指揮を執る真喜志ヘッドコーチは「最後まで諦めない良い攻撃だった。選手が躍動してくれたので何もすることがなかった」とした。

 楽天の“お祭り男”といえば島内だ。10年ぶりに仙台開催だった昨年の球宴第2戦は、3安打3打点の活躍でMVPを獲得。2年連続出場の今年も2戦連続安打した。野球漬けの子供時代を「夏は早く野球をやめて遊びたいと思っていた」と振り返り、今はプロ選手として「その1試合しか球場に来られない人のためにも全力でプレーしている」と話す。

 チームは7月に8勝12敗1分けと負け越したが、最後は2連勝締め。「負けている時期があったので、ここから勝てるようにしたい」と島内。夏本番に楽天が“混パ”の主役に躍り出る。(重光 晋太郎)

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2022年8月1日のニュース