阪神・才木、1159日ぶり万感白星 トミージョン手術、育成契約を経て

[ 2022年7月3日 16:47 ]

セ・リーグ   阪神3―0中日 ( 2022年7月3日    バンテリンD )

<中・神>5回、ピンチの場面で柳を空振り三振に抑え、ガッツポーズする才木(撮影・椎名 航)
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 阪神・才木が19年5月1日の広島戦以来、1159日ぶりの白星を挙げた。

 右肘のトミージョン手術、育成契約を経て1148日ぶりの1軍戦登板で、初回からめいっぱい腕を振った。立ち上がりを3者凡退に仕留めると、4回まで2安打無失点。白星の権利のかかった5回は1死満塁のピンチを背負うも、柳を空振り三振、岡林を三邪飛に仕留めて切り抜け、5回5安打無失点で復帰登板を終えた。

 打線は2回無死一塁に大山の通算100号達成となる中堅への2ランで援護。3回にも中野が右翼ポール際へ4号ソロを放つなど、中日・柳から本塁打2本で3点を奪取した。6回以降は岩貞、加治屋、浜地、ケラー、岩崎とつないで逃げ切り、背番号35が念願の復活勝利を挙げた。チームは敵地3カードぶりの勝ち越しとなった。

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2022年7月3日のニュース