阪神・才木 号泣のワケ明かす「なかなか良くならない肘とずっと過ごしていたので」

[ 2022年7月3日 18:43 ]

セ・リーグ   阪神3ー0中日 ( 2022年7月3日    バンテリンD )

<中・神>ヒーローイインタビューで感極まる才木(撮影・大森 寛明)
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 阪神の才木浩人投手(23)が3日の中日戦で1159日ぶりとなる復活の白星を挙げた。トミージョン手術、育成契約を経て、光ある場所へ帰ってきた背番号35。

以下は試合後の一問一答。

 ―約3年ぶりのマウンド振り返って
 「3年間はすごく長かったですけど、その間本当にトレーナーの方とか理学療法士の方とか、他にもいろんな専門家の人たちが自分のために時間と労力をすごく使ってくださったおかげでこうやってマウンドに戻って来れましたし。5回までですけど0に抑えることができたのでそれは本当に自分の実力ではなくて、裏で支えてくれた人たちのおかげだと思うので感謝の気持ちで一杯です」

 ―ヒーローインタビューでも涙
 「ちょっと色々思いが…。なかなか良くならない肘とずっと過ごしていたので、今こうやって痛みもなく思い切って楽しんで野球ができるというのがすごくありがたいなと思いますし。またこうやって一軍に上がって勝てたっていうのは、すごく自分にとっても嬉しいことですし、お世話になった人たちにとってもすごく、肩の力抜いてというか、そういう感じになってくれたらすごくいいなと」。

 ―ファンの声援受けるのも久しぶり
 「360度ずっとファンの方がいて、あの大きな声援の中で投げるのは本当にすごく久々だったので。すごく自分の中でテンションが上がるというか久しぶりだったので、すごく楽しめた要因ではあります」

 ―5回のピンチは
 「久しぶりすぎてペース配分がわかってなくて。2回くらいからバテちゃったっていうのはすごく反省しないといけないところではありますけど。5回でピンチ作ったなかで、真っ直ぐで最後ファウルフライで打ち取れたのは自信になりますし。ああいうピンチでゼロに抑えられるっていうのは今後大事だと思うので、攻めていくああいうピッチングができたらいいのかなと」

 ―一度、抹消になる。その間の調整方法
 「様子を見ながら休ませるときは休ませて、投げる時はしっかり投げてという形ができたら全然問題ないかなと思うので。いつ投げるか、どこで投げるかわからないけど次に向けてしっかり調整できたらいいかなと」

 ―こみ上げたのはいつぐらいから
 「試合終わってハイタッチしたぐらいからウルウルきました」

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