大谷翔平、6月月間MVPならず “球宴ライバル”ア軍アルバレスが受賞 試合は4打数無安打でエ軍連敗

[ 2022年7月3日 08:00 ]

ア・リーグ   エンゼルス1ー9アストロズ ( 2022年7月2日    ヒューストン )

<アストロズ・エンゼルス>6回、大谷の第3打席は二ゴロ(撮影・篠原岳夫)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は2日(日本時間3日)、敵地ミニッツメイド・パークでのアストロズ戦に「3番・DH」でスタメン出場したが、無安打に終わった。チームも1―9で敗れ連敗。試合前には大リーグ機構(MLB)が6月の月間最優秀選手(MVP)を発表。ア・リーグの最優秀選手賞はアストロズ主砲のヨルダン・アルバレス外野手(25)が選出され、大谷の日本人選手最多となる3度目の受賞はならなかった。

 初回1死一塁の第1打席は一ゴロ、3回2死無走者の第2打席も一ゴロ、6回先頭の第3打席はニゴロ、8回2死一塁の第4打席は中飛だった。メジャー通算500試合出場の節目となった前日の試合では特大の18号ソロを放ったが、この日は快音を響かせることはできなかった。

 19日(日本時間20日)開催の球宴ファン投票でア・リーグDH部門を争うア軍のアルバレスが3試合ぶりに「3番・DH」で出場。“直接対決”となったが、ライバルの前でのアピールはならなかった。

 大谷は6月に投手として5試合に先発して4勝1敗、防御率1・52。打者としては打率・298、6本塁打、17打点でOPSは・972。投打とも好成績で月間MVPに候補入りしたが、受賞ならず。アルバレスは6月、打率.418、本塁打9、28打点、OPS1.346を記録。シースは2勝1敗ながら5試合、27回1/3を投げ、防御率0・33と抜群の安定感を示した。

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