広島・佐々岡監督 好投の遠藤にざんげ「勝たせてあげたい内容だった」 打線が援護できずサヨナラ負け

[ 2022年6月8日 22:22 ]

交流戦   広島0-1楽天 ( 2022年6月8日    楽天生命パーク )

<楽・広>10回、サヨナラ負け渋い表情の佐々岡監督(中央)ら広島ベンチ (撮影・白鳥 佳樹) 
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 広島は8日、楽天戦に0-1でサヨナラ負けし、連勝ならず。これで交流戦は4勝10敗となり、4試合を残して早くも負け越しが決まった。

 佐々岡監督は7回無失点と好投した先発の遠藤に対して「遠藤はよく投げたと思うし、ピンチをつくっても粘り強くゼロで試合をつくってくれた。勝たせてあげたい内容だった」とざんげ。打線が援護できなかったことを悔いた。

 といっても、この日は10イニングのうち先頭打者が出塁したのは2度だけ。楽天投手陣からなかなかチャンスメークできなかった。「先頭が出ず、出ても2アウトからになって、作戦が取れずにつないでいくしかないという中で、相手投手もいろんな球を低めに集めて打たされたというところ」と、同監督は苦々しい表情で振り返った。

 結局、延長10回に4番手・松本が1死二塁から浅村に中堅越えとなる二塁打を許して、無念のサヨナラ負け。これで交流戦は単独最下位に転落した。『明日こそつなぐ攻撃での得点に期待したい』と聞かれた指揮官は「そういう野球をやっている中でなかなか点は取れていないけど、また明日」と何とか前を向いた。

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