佛教大、強豪に零封勝ち 先発・山本が6回2/3を1安打無失点

[ 2022年6月8日 06:00 ]

第71回全日本大学野球選手権第2日・1回戦   佛教大2―0東海大 ( 2022年6月7日    神宮 )

<東海大・佛教大>6回、打者のスイングをアピールする佛教大・山本(撮影・木村 揚輔)
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 ミラクル再現の予感だ。佛教大が1回戦で4度の優勝を誇る東海大に零封勝ち。先発右腕の山本奨人が7回途中まで一人の走者も許さず6回2/3を1安打無失点の快投。7回2死一、二塁で救援した今秋ドラフト候補右腕の木村光が最後までピシャリと締めた。

 山本は左打者へのツーシームが有効に決まり「コースに集められて変化球と直球のバランスも良かった」とうなずいた。5月6日の阪神戦で惜しくも逃したOBの中日・大野雄大と同じく完全試合は幻に終わったが、大仕事をやってのけた。

 19年には“ミラクル佛教”と形容され、強豪を次々と撃破。準決勝で東海大に2点差で競り勝ち、準優勝に輝いた。その時も同じ神宮球場の一塁側、先攻で2点差勝ち。“吉兆”に木村は「いつでもいけるように準備したい」と快進撃を誓った。

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2022年6月8日のニュース