日本ハムは広島に逆転負けで借金10 伊藤の志願の続投は裏目 3日からは新庄監督の古巣・阪神戦

[ 2022年6月2日 21:36 ]

交流戦   日本ハム3ー6広島 ( 2022年6月2日    マツダ )

<広・日>ベンチの新庄監督 (撮影・奥 調)
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 日本ハムは2日の広島戦(マツダ)で、相手を上回る11安打を放ちながら、3─6で逆転負けを喫した。3日からは新庄監督が現役時代に所属した阪神と甲子園で3連戦を戦う。

 1─0で迎えた5回。先発の伊藤は限界だった。先頭の投手の九里、野間に連続四球を与えて降板。2番手の古川がピンチを広げ、3番手の鈴木が2連続押し出し四球に押し出し死球を与えるなど、この回だけで6点を失った。伊藤は4回0/3で打者19人に対し、4安打、3三振で2失点だった。

 1─0の3回1死一塁から、西川の打球が伊藤の右すねを直撃。伊藤は顔をしかめてグラウンドに転がった。その後、自力で立ち上がり、治療を行い再びマウンドへ上がった。一、三塁のピンチでマクブルームに中堅への飛球を打たれたが、中堅手の松本剛が本塁へダイレクト返球でアウトに。伊藤の気迫に、バックも盛り立てた。しかし、4回以降も伊藤の球威は戻ることがなかった。

 打線は2回に重盗で先制。5点を追う展開となった6回に野村の左中間適時二塁打、宇佐見の中前適時打で2点を返したが、反撃はそこまでだった。

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