ロッキーズのロジャーズがサヨナラ弾を含む3本塁打 39試合で2発だったのに1試合で3発

[ 2022年6月2日 14:06 ]

マーリンズ戦の延長10回、サヨナラ2ランを放ったロッキーズのロジャース(AP)
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 1日にデンバー(コロラド州)で行われたマーリンズ戦のダブルヘッダー第2試合に「4番・二塁」として出場したメジャー3シーズン目のブレンダン・ロジャース(25=183センチ、82キロ、右投げ右打ち)が、延長10回でのサヨナラ逆転2ランを含む3本塁打を放って13―12での勝利に貢献した。

 ロジャースは2回にマーリンズ先発のトレバー・ロジャース(24)から左越えに3号ソロ。3回の第2打席は四球だったが、5回に迎えた第3打席でマーリンズ2番手のルイス・ヘッド(32)から右越えに4号ソロを放ち、メジャーで初めてのマルチ本塁打を達成した。

 このイニングで回ってきた第4打席は三振で、7回の第5打席は右飛に終わっていたが、10回にマーリンズ7番手となったコール・サルサー(32)のチェンジアップを左越えに運んで逆転サヨナラ勝ちに貢献。昨季102試合で15本塁打を放ったロジャースは、この日のダブルヘッダー第1試合を含めて今季ここまで39試合で2本塁打しか記録していなかったが、たった1試合で3本塁打をマークした。またこれで19試合連続ヒット。5月中旬まで1割台に低迷していた打率は・266に上昇している。

 17安打を放って勝ったロッキーズは23勝27敗。ただし第1試合は1―14で大敗しており、この日のダブルヘッダー2試合で投手陣は33安打と26失点を献上している。

 敗れたマーリンズは20勝25敗。延長10回表にアビセイル・ガルシア(30)の中犠飛で1点を入れたものの、ロジャーズに手痛い“3発目”をくらって試合をひっくり返された。

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