阪神・佐藤輝 球宴セ最多得票御礼タイムリー!今季30打点目に「早い回に追加点を取れてよかった」

[ 2022年6月2日 05:30 ]

交流戦   阪神5ー4西武 ( 2022年6月1日    甲子園 )

<神・西>試合終了後、ガッツポーズをする佐藤輝(左から2人目)(撮影・坂田 高浩)
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 「マイナビオールスターゲーム2022」(第1戦=7月26日、ペイペイドーム、第2戦=同27日、坊っちゃんスタジアム)のファン投票の第1回中間発表があり、外野手部門でノミネートされている阪神・佐藤輝明内野手(23)がセ・リーグ最多の4万1171票を集めた。阪神では他にも先発投手部門で青柳、中継ぎ投手部門で湯浅が首位。またパ・リーグ先発投手部門ではロッテ・佐々木朗がトップ得票となった。投票は27日まで。結果は7月6日に発表される。

 「テル人気」は今年も健在だ。26日から始まった球宴のファン投票の中間発表で、セ・リーグ最多の4万1171票を集めた。パの西武・山川、ソフトバンク・柳田に票数で後れを取ったものの、“完全試合男”のロッテ・佐々木朗を上回る上々のスタートだ。

 この日までにリーグ4位の12本塁打、同1位の15二塁打をマークしている佐藤輝。球団を通じて「たくさん投票いただいてとても光栄ですし、驚いています」と喜んだ。

 ルーキーだった昨年は、セ・リーグ最多43万5605票を獲得して、堂々の初出場。球宴中にセの強打者と交流したことが、財産になった。今年も同じ絵を描いている。

 「メジャーに行かれた鈴木誠也さん(カブス)や、いろんな方と話をさせてもらって勉強になった。そういう機会はなかなかないので、そういう意味でも選ばれたいし、選んでもらえるようにこれからもがんばります」

 セの看板選手として、この日も躍動した。1―0の3回、先発・与座の直球に詰まらされながらも、左前へしぶとく落とす適時打で今季30打点目。「良いところに落ちてくれた。(西)純矢ががんばっていたので、早い回に追加点を取れてよかった」。活躍すれば、昨季逃した両リーグ1位の得票数も夢ではない。チームに勝利を呼ぶ一打で、ファンへのアピールを続ける。

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2022年6月2日のニュース