日本ハム新庄監督 3ボールから見逃した代打・清宮へ「君を信じてサインを出している。バチーンと」

[ 2022年4月5日 21:54 ]

パ・リーグ   日本ハム0─2ロッテ ( 2022年4月5日    札幌D )

<日・ロ(1)>7回、ノースリーの4球目を見逃す清宮(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムは5日、本拠・札幌ドームでロッテと対戦し、0─2で敗れ、4連敗。開幕10戦で1勝9敗は球団ワーストとなった。

 試合後、報道陣とのやりとりで、新庄監督は2点を追う7回1死満塁で、清水に代えて代打・清宮を送った場面に言及した。清宮はロッテ3番手広畑から3ボールとなったが、続く真ん中付近の直球を見逃し、結局フルカウントから捕邪飛に倒れた。「あそこ(7回)の満塁で、清宮君のところでノースリー。打てのサインで、ああいうところをね、バチーンと一発で仕留めてくれたら、笑顔でうれしいんですけどね」と新庄監督。清宮には「俺は君を信じて打てのサインを出しているんだから、それを割り切って、バチーンと捉えてきなさい」と伝えたという。

 「あれね、変化球が来たとしてもいいのよ。ガーッと振ってくれたら。ボール球に手を出しちゃいけないという気持ちではなく、一発で仕留めに行く。それがフライが上がろうがいい。俺なら行くけどね。1回も振らずに打ちいくのと、振って、ポイント確かめてから振るのと(は違う)」と力説。「本人が一番悔しかったと思う。まあ、前みたいな中途半端なスイングがなくなってきているから。タイミングとしては、高いフライも上がっているし、紙一重。紙一重が一番難しいんだけど。調子が上がってきて、真芯でとらえて、喜んでいる姿を早く見たい。結果を恐れず、ヒーローになるチャンスをあげて、その期待に応えてほしいと思います」と語った。

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