昨季最多勝の広島・九里 今季初勝利へ、7回1失点で勝利投手の権利持って降板

[ 2022年4月5日 20:28 ]

セ・リーグ   広島―巨人 ( 2022年4月5日    マツダ )

<広・巨(1)>6回、松山の適時打で生還した小園を迎える九里 (撮影・白鳥 佳樹)
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 昨季セ・リーグの最多勝に輝いた広島・九里亜蓮投手(30)が、5日の巨人戦に先発し、7回6安打1失点の好投を見せた。

 初回にいきなり3四球を与えるなど不安な立ち上がりとなったが、何とか踏ん張った。1-0の4回には投手の戸郷に同点適時打を許す悔しい投球はあったものの、後続を断って、傷口は広げず。7回には1死一、二塁のピンチを招くが、岡本和を三塁併殺打に打ち取って、リードを守った。

 前回3月29日の阪神戦は本拠地開幕戦。7回途中2失点とまずまずの内容だったものの、白星はつかなかった(チームはサヨナラ勝ち)。今度こそと仕切り直しの一戦で、首位の巨人を相手に奮闘した。

 昨年は自身初の二桁勝利となる13勝を挙げて、最多勝のタイトルを獲得。今季は「新・火曜の男」として、連戦の初戦でチームにリズムをもたらす。

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2022年4月5日のニュース