巨人・戸郷は6回3失点で降板 前日22歳バースデー 4回に自ら同点打も6回勝ち越し許す

[ 2022年4月5日 20:14 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2022年4月5日    マツダ )

<広・巨1>6回、マウンドに集まり話する戸郷(右から3人目)ら巨人ナイン (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人の戸郷翔征投手(22)が広島戦(マツダ)で今季2度目の先発登板。自ら今季初安打初打点となる同点適時打を放ったものの勝ち越しを許し、6回6安打3失点降板で降板した。

 前日4日に誕生日を迎えた戸郷はこの日が22歳になってから初のマウンド。初回は2死から小園に右中間フェンス直撃二塁打を打たれた後、マクブルームを2ストライクと追い込んでから4球連続ボールで塁に出して一、二塁とピンチを広げた。ここで打席に入ったのは昨季対戦で8打数4安打と打ち込まれた坂倉。試合前まで得点圏打率・556を誇っている相手にここでも左前適時打を許して戸郷は初回から1点を失った。

 それでも0―1で迎えた4回、2死二塁の場面で戸郷が自ら今季初安打初打点となる左前適時打を放って同点。試合は1―1のまま進行した。だが、6回、先頭の小園にこの試合3安打目となる中前打を許すと、1死後、またも坂倉に右前打されて一、三塁。ここで松山に中前適時打を打たれて勝ち越しを許すと、会沢の遊ゴロの間にもう1点。戸郷はこの回を投げ切って降板した。

 戸郷の投球内容は6回で打者26人に対して103球を投げ、6安打3失点。4三振を奪い、与えた四死球は3つ、直球のMAXは2回に出た152キロだった。

 戸郷は開幕4戦目となった3月29日のヤクルト戦(神宮)で今季初登板初先発。7回で114球を投げ、自己最多にあと1と迫る10奪三振の6安打2失点と好投し、今季初勝利をマークしたが、2勝目は持ち越しとなった。

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