日本ハム・今川 室伏臨時コーチの教え受け「凄く勉強になる一日」

[ 2022年2月25日 05:30 ]

今川は室伏スポーツ庁長官からアドバイスされたトレーニングを行う(撮影・西川祐介)
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 目からうろこ、とはこのことか。日本ハム名護キャンプで臨時コーチをした金メダリスト・室伏スポーツ庁長官の教えを受け、プロ2年目の今川は感謝とともに大きな収穫を口にした。

 「脱力や出力の仕方とか今まで聞いたことのない感覚で、トレーニング方法を多く聞けた。凄く勉強になる一日だった」。午前中のアップに始まり、ウエートルームではトレーニング方法、夜も講義を受けた。全てが新鮮で、実演を交えた指導に「野球も全身を使うスポーツ。部位を動かすのではなく、全身で速く強く動かすことを教わった。(体の)どこを使うのかよく分かった」と感激した。

 今川自身、野球には物理学や力学が重要と理解している。長打力が売り物だけに「体のコアが大事。股関節主導で、体の中心で打つことができて出力が上がった」という。ウエート室では、万波とスタッフと3人がかりで引っ張り合い、室伏長官に右手一本で3人が引き倒された。これには驚き、力の使い方を実感。「これからも取り組み続け、長官までいい結果が届くように頑張りたい」と目を輝かせた。(秋村 誠人)

 ≪野村はストレッチ意識≫野村も室伏長官の指導に驚きを隠せなかった。室伏長官が金メダルを獲得した04年のアテネ五輪の時は4歳。現役時代のパフォーマンスは見たことがないが、動きを説明しながら実演してみせる姿に「柔らかさや強さ、動きの正確性とか(実際に)再現しながら話していたので凄いなと思った」。教えを受けて「ストレッチ系とか、今までより丁寧にやることを意識して継続したい」と話した。

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