ソフトB・松田 存在感見せた先制打 対外試合初安打初打点に「甘い球をしっかり打ち返せた」

[ 2022年2月25日 05:30 ]

練習試合   ソフトバンク5-10ロッテ ( 2022年2月24日    宮崎・アイビー )

<練習試合 ソ・ロ>初回無死一、二塁、2点適時二塁打を放った松田はベンチに向かってポーズ(撮影・岡田 丈靖)
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 野手最年長38歳が藤本監督が掲げる野球を体現した。ソフトバンク・松田がロッテとの練習試合に「3番・DH」で先発出場。初回一、二塁から三森と佐藤直が重盗を成功させて二、三塁とチャンスが広がり、4球目の直球を捉えて右へ先制の2点二塁打。対外試合3打席目で初安打初打点をマークした。

 「1打席に1球来るか来ないかの甘い球をしっかり打ち返せた。(競争する中)打席で自分の何を出せるか」

 3回1死での第2打席目の二直も強烈な当たりだった。昨季通算300本塁打を達成したが、打率は2年連続2割台前半に低迷して出番は減少中。「コツコツ安打や打点を稼げば試合に出られる」と今季はバットをかつぐスタイルに戻してミートに徹している。

 若手が足でかき回して、ベテランが決める先制劇に、藤本監督もご機嫌だった。「1点を取りにいく野球で二ゴロを狙いにいったと聞いた。さすがはベテラン」と松田の意識を称えていた。

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