岩本勉氏「お色直しする監督おる?」と新庄監督にあっぱれ 「ユニホーム姿は絶対2月」と“予言”も

[ 2021年11月8日 20:30 ]

元日本ハムの岩本勉氏
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 元日本ハムエースで、野球解説者の岩本勉氏(50)が8日、パーソナリティーを務める文化放送「岩本勉のまいどスポーツ」(月曜後5・50)に生出演。日本ハム・新庄剛志新監督(49)の就任会見と秋季キャンプ視察に言及した。

 アシスタントを務める同局の山田弥希寿アナウンサー(28)から開始直前までスマホをいじっていたことを暴露され「ブッブーっていったからとうとうきたかなと思ったら出前館」と古巣からのオファーではなかったことをギャグにして番組をスタート。続いて4日に行われた就任会見について話し出した。

 「まず出て来た時のインパクトよ。あの襟。スペシャルオーダー。エリマキトカゲさんかなと思って。出て来た時パーカー着てんのかなと思った。スーツにパーカー。やるな!と。スリーピースにパーカーかと思ったらスリーピースにビッグカラーよ。袖のカフスもめちゃくちゃでかい。オレがファッションリーダーだって言ってるだけあるわ、うん」とまずはそのファッションセンスに脱帽した。

 そして、会見での新庄監督の様子について「今まで自分の個人のことで発言して責任も全部自分。でも、これからはチームの責任があるから、言葉を選びながらマイクを持つ手が震えてた」と指摘。岩本氏は「だから、これはなごまさあかんな」と感じたという。

 会見では、新庄監督に指名を受け、かつてチームメートだったビッグボスに直接質問も投げかけた。実は「ミヤネ屋」のレポーターとして会見に出席した岩本氏が代表質問の後の最初の質問者になることは広報と打ち合わせ済みだったが、それはあくまで広報と岩本氏の間でのこと。新庄監督はそれについて一切知らなかったが、直々に指名を受けたことについて「ツーやんがオレ見つけてうれしくなったんやろな、多分。『あっ、岩本勉さん!どうぞ!』って。もうその言葉の中には『空気変えちゃってね』っていうのが聞こえた、何となく」と振り返った。

 そして「彼はやるよ。有言実行」と型破りな会見の中で新庄監督が次々に掲げた改革案についても太鼓判。この日、沖縄・国頭村で行われている秋季キャンプを初視察した新庄監督は赤いジャージ姿で登場したが「絶対派手なジャージーだと。ユニホーム姿は絶対2月」と予想通りだったとし、午後は黒のジャージーに着替えたことについては「お色直しする監督おる?」と楽しそうに振り返った。

 また、遠投練習で白いワンボックスカーの屋根の上に上がり、スタッフにバーを持たせてバーよりも下へのスローを求める“技術指導”を行ったことについては「いいね。彼らしいね」と一言。「ずっと言ってたもん。なんでみんな山なりのボール投げるの?低い球で癖つけなきゃ、と」と明かしていた。

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2021年11月8日のニュース