東農大1年生 長谷川優也が無失点締め「春より質もスピードも変わった」

[ 2021年11月8日 12:10 ]

東都大学野球秋季2部リーグ最終週最終日   東農大2―2拓大 ( 2021年11月8日    神宮 )

<東農大・拓大>2番手で登板し好投を見せた長谷川(撮影・川島 毅洋)
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 東農大は9回に同点に追いつき、最終戦は拓大と引き分けた。

 2番手で登板した長谷川優也投手(1年・日本文理)は自己最長となる5回2/3を投げ、1安打無失点、5三振を奪う好投を見せ「行けるところまでと言われていた。できるだけ長い回を0で抑えられたらと思っていた」と75球の熱投を振り返った。

 日本文理では主に野手だったが、大学では投手に専念。「高校のときは投手の練習はあまりやっていなかったので、今までにない感覚というか、投手の練習は楽しい」と充実した日々を送っている。今秋リーグ戦は5試合に登板し「春よりも真っすぐは質もスピードも変わったと思う」。球速は3キロアップし、最速は146キロを計測するまでになった。

 「先発の方が格好いい」と来年は先発登板が目標。「元々野手だったので、下半身の使い方とか、先輩に聞いている。左足を使い方は良くなったと思う。冬は頑張りたい」と長谷川。最終戦で神宮のマウンドに上がり、さらなる飛躍を誓った。(川島 毅洋)

 ◇長谷川 優也(はせがわ・ゆうや)2002年(平14)8月6日生まれ、新潟市出身の19歳。6歳から大野ヤンキースで野球を始める。黒埼中では主に投手で3年時に春の県大会で優勝。U―15日本代表に選出。東農大では1年春にリーグ戦デビュー。1メートル75、75キロ。右投げ右打ち。

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