日本ハム新庄ビッグボスの“火の玉直球要請”で「藤川球児臨時投手コーチ」決まり!?

[ 2021年11月8日 18:06 ]

阪神時代の新庄新監督(左)と藤川氏
Photo By スポニチ

 元阪神投手の藤川球児氏(41)が7日に放送されたフジテレビ「S-PARK(スパーク)」(日曜後11・45)内で日本ハムの新庄剛志新監督(49)を直撃。新庄ビッグボスの野球に対する熱い情熱に圧倒され「臨時投手コーチ」を快諾する場面があった。

 1999、2000年の2年間、阪神で一緒にプレーした2人。高卒プロ入りであり原点が阪神で、ともに海を渡りメジャーリーグに挑戦。藤川氏は独立リーグを経て阪神に復帰、新庄新監督はトライアウトを受けた経験があるなど同じような道を歩んできた2人は2006年以来という再会もすぐに意気投合。藤川氏が新監督就任会見を見て「あっ、やっぱり(新庄氏は)変わっていない。ずっとチャレンジしてる。そりゃ選ばれるわって思った」と語ると「球児も変わらんやろ?変わらないやつがやっぱりいいのよ」と阪神時代に培ったはい上がれ精神の必要性を確かめ合った。

 その後藤川氏に「球児も解説しながら教えてよ俺に。本当に。こういうのがプロ野球を盛り上げる一つのポイントになると思うのよ」と新庄新監督が藤川氏に解説目線での自身へのアドバイスを希望するやいなや

 「だから球児、待ってるよピッチングコーチ」

 と藤川氏の現役時代の代名詞でもあった火の玉ストレートばりのド直球投手コーチ就任要請をぶちこんだ。藤川氏が声を出して笑っていると「これ約束してくれないかな?」と畳み込んだ。藤川氏が苦笑いしながら手を“いやいや”と振ると「臨時コーチで3日間とか」と緩急をつけた現実路線の要請に“配球チェンジ”。すると藤川氏も「それはもう是非」と快諾。投球フォームよりメンタルの部分で藤川氏のコーチングを期待した新庄新監督の見事な交渉術が光った場面だった。

 「楽しく厳しく」。会見で何度もそう語った新庄新監督の緩急を使った選手育成、チームづくりにいっそう期待が高まる。

続きを表示

この記事のフォト

2021年11月8日のニュース