楽天　雄平氏＆佐竹学氏のコーチ就任発表　鉄平＆野村克則両コーチは退団

今季限りで現役引退する雄平
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　楽天は8日、今季限りで現役引退するヤクルトの雄平外野手（37）が打撃コーチに、前オリックスコーチの佐竹学氏（47）が外野守備走塁コーチに就任することを発表した。

　雄平選手は、東北高から投手として02年ドラフト1巡目でヤクルト入り。10年から野手に転向すると、高い身体能力と打撃センスでチームに欠かせない存在になった。プロ通算882安打で打率・291、66本塁打、386打点。石井監督とは06、07年にヤクルトでチームメートだった。楽天は13年以来となるリーグ優勝に向けて打力強化が課題。将来性のある若い左打者も多い。投手と野手を経験していることから、幅広い視点に立った指導に期待がかかる。

　また楽天は同日、鉄平1軍打撃コーチ（38）と野村克則捕手育成コーチ（48）が本人の申し出により今季限りで退団すると発表した。

　◇雄平（本名・高井雄平＝たかい・ゆうへい）1984年（昭59）6月25日生まれ、神奈川県出身の37歳。東北高では2年時にセンバツ出場。投手として02年ドラフト1巡目でヤクルトに入団し、7年間で通算18勝19敗1セーブ、防御率4・96。10年から打者に転向。14年に打率・316、23本塁打、90打点をマークし、外野手としてベストナインに輝く。左投げ左打ち。

　◇佐竹学（さたけ・まなぶ）1974年（昭49）10月27日生まれ、北海道出身。97年にドラフト4位でオリックスに入団、05～06年は楽天で活躍。引退後は楽天、オリックスでコーチを務めた。右投右打。