巨人・原監督「大城と同じくらいのバッティング力があるならば、小林を使いますよ、私は」

[ 2021年9月1日 21:32 ]

セ・リーグ   巨人2―0ヤクルト ( 2021年9月1日    京セラD )

<巨・ヤ>3回1死、小林は二塁打を放つ (撮影・森沢裕)
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 巨人は2―0でヤクルトを下して3連勝。150日ぶりに浮上した首位をキープし、今季初の貯金15とした。エース菅野が8回1安打無失点と好投して4月23日の広島戦(東京D)以来131日ぶりとなる今季3勝目(5敗)をマーク。菅野と同学年の丸が2戦連発となる16号決勝2ランを放てば、同じく同学年の小林が好リードと丸の2ランを呼び込む二塁打で勝利に貢献した。

 菅野は7月2日に今季4度目の登録抹消となり、翌3日にはコンディション不良を理由に東京五輪の侍ジャパンメンバーを辞退。56日ぶりの1軍マウンドとなった8月26日の前回登板(東京D)では広島相手に初回から2者連続アーチを浴びて3点先制を許すなど3本塁打被弾の6回6安打5失点で降板した。その復帰戦では大城とバッテリーを組んだが、この日は“恋女房”小林がスタメンマスクをかぶり、7月1日の広島戦(東京D)以来62日ぶりの“スガコバ”コンビで勝利をものにした。

 試合後、前回の大城から小林に捕手を変更した理由について聞かれた巨人の原辰徳監督(63)は「バッティングが非常に好調であると」と説明。「大城と同じくらいのバッティング力があるならば、小林を使いますよ、私は」とした上で「そこの部分に差があるということですよ。だから今日の1本というのは非常に大きかったと思いますよ」と話していた。

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