ヤクルト・清水 涙のプロ初勝利 100戦目登板で「やっと勝つことができてうれしい」

[ 2021年7月2日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト6-1阪神 ( 2021年7月1日    甲子園 )

<神・ヤ>プロ初勝利を挙げた清水はウイニングボールを手に笑顔(撮影・大森 寛明)
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 3年目のヤクルト・清水が通算100試合目の登板でプロ初勝利を挙げた。1―1の8回に救援し、無失点に抑えた直後に味方が逆転した。

 昨年は30ホールドで最優秀中継ぎ投手に輝いた18年のドラフト1位右腕は、前日には8回に同点ソロを浴びていただけに「悔しい思いを胸にマウンドに上がった。やっと勝つことができてうれしい。初タイトルを獲ったときとは別のうれしさ」と涙。ウイニングボールは両親に贈る。

 《初勝利まで100試合以上は8人目》デビュー以来10連敗の清水(ヤ)がプロ初勝利。デビューから勝ち星なしの2桁連敗は史上8人目(11連敗3人、10連敗5人)だったが、通算100試合目で止めた。初勝利まで100試合以上かかったのは20年10月7日巨人戦で平田(D)が130試合目に記録して以来史上8人目。ヤクルトでは68年8月19日巨人戦の緒方以来53年ぶり2人目だ。なお、通算100試合以上で未勝利は小早川幸二(広=110試合)だけ。

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