東海大相模・門馬監督退任 体調面不安で今夏限り 後任は元巨人・原俊介氏有力

[ 2021年7月2日 05:30 ]

東海大相模・門馬監督
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 今春のセンバツを制した東海大相模(神奈川)の門馬敬治監督(51)が今夏限りで退任することが1日、分かった。6月30日の練習後に、選手や保護者に体調面の不安があることを説明した。

 母校の東海大相模のコーチを経て、99年に監督に就任。強打に機動力を絡めて攻撃する「アグレッシブベースボール」を掲げ、春夏合わせて4度の甲子園優勝に導いた。今センバツでは、次男・功(3年)との父子鷹日本一を達成。甲子園通算30勝7敗と全国で勝ち上がるチームをつくってきた。今春の県大会を制し、県内では41連勝中だが、10日に開幕する神奈川大会を前に退任を決断した。

 後任は東海大静岡翔洋の原俊介監督(43)の就任が最有力だ。原監督は東海大相模3年春のセンバツに出場。強肩強打の捕手として、95年ドラフトで巨人から1位指名された。16年から東海大静岡翔洋を指揮。常勝軍団となった母校の監督となれば、大きな注目を集めそうだ。

 ◇原 俊介(はら・しゅんすけ)1977年(昭52)8月30日生まれ、神奈川県秦野市出身の43歳。東海大相模では3年春に「4番・捕手」でセンバツ出場。95年ドラフト1位で巨人入り。06年に引退した。通算68試合で打率・224、3本塁打、10打点。16年に東海大静岡翔洋の監督に就任。右投げ右打ち。

 ▼巨人・原監督(東海大相模OB)全国制覇を4回して、凄く尊敬されている。健康上の理由で(勇退)というね。まだまだ若いし、少し休憩を取って、さらなる指導者としていい道を進んでもらいたい。

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