同点の8回に痛かった 阪神・小野寺 送りバント失敗で併殺 矢野監督も勝負の分岐点に挙げる

[ 2021年7月2日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1ー6ヤクルト ( 2021年7月1日    甲子園 )

<神・ヤ>8回無死一塁、小野寺は送りバントを試みるも捕ゴロ併殺打に倒れる(撮影・後藤 大輝)
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 流れを手放した。同点の8回無死一塁で、直前の守備から左翼に就いていた阪神・小野寺が初球に試みた送りバントは捕ゴロ併殺の失敗。好機をつぶした。

 ウエスタン・リーグでリーグトップの打率・307を誇り、2日前に昇格したばかり。矢野監督は「しっかりバントを決められてたら、また流れも違うのかな。負けてる中で要因というのはある」と分岐点に挙げた。

 中野も2三振を含む3打席凡退。6月25日のDeNA戦から自己ワーストの6試合22打席連続無安打へ伸び、矢野監督は「毎日出て行く中で相手にも研究されるし、体的にもしんどくなってくるところだと思う」と壁に当たっている状況を認めた。(鈴木 光)

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2021年7月2日のニュース