堀内恒夫さん「あいつが忘れるわけがないだろう。だからこそ『待つ』としよう」大島康徳さんにエール

堀内恒夫氏
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　元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫さん（73）が2日、自身のブログを更新。ステージ4の大腸がんと肝臓転移を公表して闘病を続けている元日本ハム監督で野球解説者の大島康徳さん（70）へ向けて静かにエールを送った。

　「待つしかない。」のタイトルでブログを更新。「大島康徳のブログが更新されない、って心配の声が俺のところにも届いているんだけどこればっかりは待つしかないよね」と、6月29日を最後に更新が止まっている大島さんのブログに触れた上で「俺と大島共通の老後の楽しみはドリーム・ベースボール」と元プロ野球選手が集うイベントについて続けた。

　そして、「今年の10月だったかな。大分県中津市で開催される予定って聞いてるよ。本来であれば昨年開催されるはずだったんだけどこのコロナ禍で延期に。大分県中津市は大島の生まれ故郷なんだ。故郷での開催を楽しみにしていたはずだよ。それを、あいつが忘れるわけがないだろう。だからこそ『待つ』としよう」とつづった。

　現役時代に中日、日本ハムでプレーし、日本ハム監督も務めた大島さんは2017年2月にステージ4の大腸がんと肝臓転移を公表。今年6月3日に入院した病院でたまった腹水3リットルを抜く処置を受け6日に退院したが、17日に再入院した。21日には肺への転移を公表。24日に退院したが、26日には自宅で転倒し、その際に歯が抜けたことも公表している。

　大島さんと名球会仲間でもある堀内さん。6月28日の自身のブログでは、大島さんが開設しているブログに心ないコメント投稿があった件について「体が弱ってしまった人は心が健全であることが大事なんだ。心が元気だったら弱った体をひっぱってあげることができる。俺はそう思うよ。その前向きな心を攻撃するな！」などと激怒していた。