朗希に続いた!!「BIG4」大トリ　阪神・及川「緊張しました」零封デビュー

交流戦   阪神10ー7西武 （ 2021年5月28日    メットライフD ）

＜西・神＞7回、力投する阪神・及川（撮影・小海途　良幹）
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　緊張感を力に変えた。高卒2年目の阪神・及川が1軍初登板で2/3回を無失点。上々の内容でアピールに成功した。

　「やっぱり緊張はしました。中継ぎで回の途中から入っていく難しさを感じました」

　逆転され2点劣勢となった7回1死で出番がやってきた。山川にはストレートの四球を与え、呉念庭（ウーネンティン）の中前打で一、三塁。窮地を迎えたが、スパンジェンバーグからスライダーでプロ初三振を奪うと、岸を遊ゴロに仕留め追加点を許さなかった。ヤクルト・奥川、19日のヤクルト戦でプロ初勝利を挙げた西純、27日に阪神戦で白星を手にしたロッテ・佐々木朗に続き「BIG4」の大トリでデビューを果たした。

　「ゼロに抑えることができたのは良かったですけど、課題のある投球だったので、しっかり克服できるように」。慣れない中継ぎで手にした価値ある経験を無駄にしない。