首位・阪神を象徴する矢野監督の「勝利への執念」 ラストの微妙な判定で試合後も審判団に食い下がる

[ 2021年5月29日 22:10 ]

交流戦   阪神0ー1西武 ( 2021年5月29日    メットライフD )

<西・神(2)>試合終了後も審判に説明を求める阪神・矢野監督(撮影・西海健太郎)
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 惜敗した阪神・矢野監督が最後まで勝利への執念を見せた。9回2死二塁からロハスの左邪飛が防球ネットに触れたかのようにも見えたプレーで、リプレー検証を要求。判定通りアウトになった後も、数分間、グラウンドに残って審判団に食い下がった。

 「もちろん、ビデオ判定の後に抗議ができないのは分かっているんだけど。でも、俺らも確信はないけど、上の方に当たったように見えたから。だけど、映像的には確実に当たっているものがないし。撮れてないんだよね、たぶん。本来はできないというのは分かっている。試合終了だしさ。覆すこともできないし、確認に行っただけってこと」

 試合後はサバサバと話したが、指揮官の諦めない姿勢はナインにも伝わったはずだ。

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2021年5月29日のニュース